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平成28年 総会・夏の例会

『生活習慣病予防のための食生活と腸内フローラ』
総会・夏の例会ポスター

平成28年7月7日(木)つくば国際会議場 大会議室101号室において、平成28年度 総会が開催され、すべての議案が承認されました。総会修了後には、「生活習慣病予防のための食生活と腸内フローラ」と題して、シンポジウムを開催いたしました。

PDF 夏の例会ポスター(644KB)

■総会

総会 11:00〜
幹事長幹事長挨拶 (日高博志 不二製油(株)) 事務局事務局 (濱松潮香 農研機構 食品研究部門)
議長議長(副幹事長 山本勝己(和光純薬工業(株)) 会計幹事会計幹事(間 和彦 日本製粉(株)) 
監査幹事監査幹事(結城敏文 アサヒグループホールディングス(株))

■講演会: 生活習慣病予防のための食生活と腸内フローラ

挨 拶 13:15〜13:20
日高 博志 氏(フード・フォラム・つくば幹事長)
鍋谷 浩志 氏(農研機構 食品研究部門 部門長)
講演1. 13:20〜14:20
「食と腸内細菌代謝産物を介した宿主のエネルギー代謝制御」
木村 郁夫氏
(東京農工大学大学院農学研究院 応用生命化学専攻 代謝機能制御学研究室 テニュアトラック・特任准教授)

食品由来の、特に食物繊維由来、腸内細菌代謝物である短鎖脂肪酸や、食用油、リノール酸、αリノレン酸に代表されるω6-、ω3-脂肪酸の腸内細菌代謝脂肪酸による、宿主生理機能への影響について、脂肪酸受容体群を介したエネルギー代謝制御の観点から概説する。

木村郁夫先生講演1 木村郁夫先生 座長 井村聡明座長 井村聡明(MCフードスペシャリティーズ(株))
講演2. 14:20〜15:20
「乳酸菌・発酵乳の健康機能について」
木村 勝紀氏
(株式会社明治 研究本部 食機能科学研究所 グループ長)

プロバイオティクスとは、「適切な量を摂取することで宿主に有益に働く生きた微生物」のことをいい、その代表的なものが乳酸菌である。本発表では、乳酸菌・発酵乳の様々な健康機能について、我々の研究成果を中心に紹介する。

木村勝紀先生講演2 木村勝紀先生 座長 間 和彦座長 間 和彦(日本製粉(株))
休 憩 15:20〜15:40
講演3. 15:40〜16:40
「DOHaD仮説の概念と分子機構 〜生活習慣病の先制医療に向けて〜」
小川 佳宏氏
(東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科分子内分泌代謝学分野・教授)

胎児期から乳児期は最も可塑性が高い時期であり、この時期の栄養環境がエピゲノム記憶され、成人期の生活習慣病の発症に関連することが示唆されている(DOHaD仮説)。DOHaD仮説の概念の理解と分子機構の解明により、エピゲノム情報に立脚した「生活習慣病の先制医療」の実現が期待される。

小川佳宏先生講演3 小川佳宏先生 座長 菅沼大行座長 菅沼大行(カゴメ(株))
交流会 17:00〜18:30
つくば国際会議場内 1階 レストランエスポワール
(交流会費:3,000円)

■交流会風景

交流会交流会 幹事長挨拶 交流会交流会 部門長挨拶
交流会
交流会交流会
交流会